ダイエットとは体重ではなく体脂肪を落とすこと

ダイエットの成果を出す=体重を落とす、と思っている人は多いと思います。しかし健康的に美しく痩せるためには、体重ではなく除脂肪体重を意識しないといけません。

SHARE TWEET LINE Google+ はてな UPDATE: 2017/04/23

意識すべきは除脂肪体重

体重計に乗って、「太った!」「痩せた!」と
日々、一喜一憂している人は多いと思います。

しかし体重が減っても体脂肪が減っている訳ではありません。

体重測定

ダイエットをする上で本当に見なくてはいけないものが「除脂肪体重」というものです。

除脂肪体重とは

「除脂肪体重」とは脂肪を抜いた体重の事です。

例えば体重が50kgで体脂肪が20%の人がいるとします。

この場合、脂肪の重さは10kgになります(50kg×20%)

なので、50kg-10kgで40kgがこの人の除脂肪体重となります。

体脂肪率

さて、ではなぜこの「除脂肪体重」を意識しないといけないのか。

除脂肪体重を意識する理由

それは「体重」を意識して間違ったダイエットをしている人が多いからです。

例えば体重55kgで体脂肪が24%の女性がいるとします。

この場合、脂肪の重さは13.2kg(55kg-24%)
除脂肪体重は41.8kg(55kg-13.2kg)となります。

この女性が「痩せないと!」と思い、カロリー制限ダイエットをします。

リバウンド

話題のしらたきダイエットしかりスムージーダイエットしかり、
とにかく体重だけを意識したダイエットをして、見事5kgの減量に成功したとします。

その結果、体重50kg、体脂肪率20%になりました。

痩せる

この時の脂肪の重さは10kg(50kg×20%)
除脂肪体重は40kg(50kg-10kg)

さて、この低カロリーダイエットをした時の問題はここからリバウンドをした時です。

再度ここから普段通りの生活をして元の体重55kgに戻ったとします。

リバウンド

しかし同じ55kgでも脂肪の量が最初と違います。

カロリー制限でのダイエットにより筋肉を削っているため、
同じ体重でも体脂肪が24%から28%に増えました。

体重55kgで体脂肪が28%になったため、
脂肪の重さは15.4kg(55kg-28%)
除脂肪体重は39.6kg(55kg-15.4kg)となります。

つまりこういう事

リバウンド

「痩せたい」と「体重を落とす」は似て非なるもの

ダイエットを体重中心で見てしまうと、本当の脂肪の量に気づかず
体重は減ってるのに実際は隠れ肥満、という事になってしまいます。

隠れ肥満

女性の言う「痩せたい」がスタイルなんかどうでもよくてただ体重さえ軽ければいい、という事であれば短期的な低カロリーダイエットを否定しませんが、待ってるのはリバウンドです。

「痩せたい=スタイルが良くなりたい」のであれば、単純に体重を落とせばいいわけではありません。

肉や魚といったたんぱく質のあるものをしっかり食べ、筋肉をつけてから体脂肪を落とす事で本当のスタイルの良さ=正しいダイエットに繋がります。

そんな事は分かってる!けどすぐに痩せたい

そんな理屈はこれまで何度も聞いてきた、と怒る人もいると思います。

だからといって糖質制限、低カロリーに走ってはもともこもありません。

待ってるものは数カ月後のリバウンドです。

食事以外でキレイなスタイルを手に入れたいのであれば、

「正しい食事」と「運動」そして「エステ」も重要です。

「正しい食事」は体重を減らし代謝を上げ体脂肪を減らします。

「運動」は筋肉の維持、スタイルの向上に必要です。

「エステ」は見た目の変化、脂肪の除去、痩せやすい身体作りに繋がります。

ジムで鍛える

それでも自分一人が持ってる知識で孤独にがんばるよりも、

運動ならスポーツジムにいるトレーナー、エステならサロンにいるプロのエステティシャンにアドバイスをもらう事で正しい知識がつき、正しいダイエットに繋がります。

 

 

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